2022年11月12日
インスペクション(建物状況調査)とは?
お世話になっております。東です!
住宅の購入は決して安い買い物ではありません。
インスペクションを行うことにより、物件を買う方も、売る方も、 安心して取引を行うことが出来ます。
本日はインスペクションについてお話していきます。
インスペクションとは、「建物状況調査」、「住宅診断」と言われてます。
既存住宅(中古戸建)を売却・購入する際に建築士の資格をもつ専門の検査員が、第三者的な立場で、目視、動作確認、聞き取りなどにより「住宅の現状の検査を行うこと」をいいます。
「でも、事業者によって検査結果に差があるのでは・・・」
そのようなことにならないために、 2013年6月に「既存住宅インスペクション・ガイドライン」が策定されております。
診断方法や診断項目など一定の基準を設け、事業者によって診断結果に差が出ることなく、第三者の適正な診断が得られることになりました。
診断方法は、屋根、外壁、室内、小屋裏、床下などの劣化状態を目視により確認します。
劣化状態については蟻害、腐食、傾斜、ひび割れ、雨漏り、給排水管の漏れや詰まりなどの有無を診断します。
住宅インスペクションを行うことで、建物のコンディションがわかり、安心して取引を行なうことができます 。
〈最後に〉
中古住宅は、これまでどのようなメンテナンスをしてきたのかなどによって状態が異なります。
単純に築年数だけで判断することができません。
劣化の状況などがはっきりしなければ、購入した後にどのような費用がかかるのかも分からず、漠然とした不安感を抱くこともあるでしょう。
しかし、売買をする前にインスペクションを実施して建物のコンディションを把握すれば、直すべき箇所の有無や修繕に必要なおおよその費用を予め知ることができ、建物の質を踏まえた購入の意思決定や、売買価格が妥当かどうかの判断がしやすくなります。
購入と同時にリフォームする場合でも、その資金計画がたてやすくなるでしょう。
築年数の古い住宅なら 、あと何年くらい使えるのかの判断材料にもなります。
また、インスペクションの実施を前提とした保険に加入することで引き渡し後に何らかの欠陥が見つかった場合に備えることができます。
売主にとっても、予めインスペクションを実施することにより、トラブルの防止につながり、取引の安心感が生まれるでしょう。
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今回は、長々とインスペクションについて、お話させていただきました(^^)
不動産の購入、売却についてわからない事がございましたらお気軽にご相談を!
弘栄開発の東でした!